2008年2月12日~14日
入院2日目にやっと、患部を覆っていた石膏ボード(のようなもの)が取り外されました。
これは患部を固定するためにしていたみたいなのですが、
患部の痛みなんかよりもこの石膏ボードが太ももの付け根に当たっているほうが苦痛でした。
取り外されたあとは、寝返り禁止令が出されましたが、
痛みがいくぶん減ったように感じました。
しかし本当の苦痛はこれからなのでした…。
入院3日目
点滴を通してモルヒネ系の麻酔を入れているからか、患部の痛み自体はあまり感じません。
それよりも頭痛が酷かったです。術後は患部の痛みでわからなかったのですが、
3日目くらいになり、患部の痛みも減ってきたころから頭痛に気づきました。
ナースに聞くと、性別適合手術をした後は、ホルモンバランスの関係で頭痛がしばらく続くとのこと。
錠剤の頭痛薬をもらって飲みましたが、薬が切れると頭痛がやってくるので、
すごくイライラしました。点滴をしてても痛い頭痛ってすごくないですか??
体温を測ってみると、38.5度くらいありました。そりゃ、痛いわけだ。。。とほほ。
でもある程度は我慢するしかないので、日本から大量に持って来ていた雑誌を本読みながら
痛みをごまかしていました。
入院4日目
もらっていた薬が効いたのか、頭痛はだいぶ良くなりました。
でもたまーに頭痛がします。
でも頭痛や患部の痛みなんかよりもさらに辛いことがありました。
それは「時間」です。
ナースやアテンドの人が来てくれるのですが、
みんなが来ない時間以外はやることがなくて、テレビもMTVをずっと見ていたんですが
3日くらいMTVを付けっぱなしにしていると毎日同じ時間に同じ番組、
同じミュージックビデオが流れることに気づきました(笑)どんだけ見てるんだ、って感じですが(笑)
しかもひどいことに朝流した番組を夜にも流していたので、それはそれはつまらなかったです。
でもタイのMTVには日本の歌手も流れるんです!!
だからたまーに流れてくるジャニ○ズjrやリア・デ○ゾンちゃんのビデオで癒されてました。
でもそれでも時間が流れるのが異常に遅く…。
「あぁ、私は捕われの身。白馬の王子様よ、早くお迎えに来てくださってー!!」
なんて妄想していました。(笑)
ちなみにガモンクリニック(ヤンヒー国際病院も)は、
病室でインターネットがつなげるので、友達とSKYPEを利用して話したり
家族と電話したりしていました。でも、インターネットも飽きるくらい時間がありました。