遂に7月に入りましたー!!

タイは相変わらず日差しも強くいつもと変わらない朝です(´・∀・`) 
日本の夏は期間限定なのでこれから夏の楽しみがいっぱい待ってますねー!
スイカ、かき氷、プール、海、バーベキュー、お祭りなどなど
夏っぽいものが頭に浮かんできます(*´∀`)
私の思う夏のイメージはやっぱり「向日葵」です!
向日葵ってなんだか
力強さや勇気を感じるんですよね!!!
さて、これからはソフィアのブログでも医療情報を発信していきまーす!
今日は「新出生前診断」について!
新出生前診断とは、母体から採取した血液で胎児の染色体異常を調べる検査のことです。高齢出産の増加に伴い、新型出生前診断を受けたいというニーズが高まっています。
胎児が母体内で健全に成長しているか、その妊娠経過を確認するために開発されました。母体血中の胎児由来遺伝子のうち13番、18番、21番染色体の濃度を分析することで、「13トリソミー」、「18トリソミー」、「21トリソミー(いわゆるダウン症候群)」の可能性を出産前に発見することができます。
従来の採血検査より診断精度も飛躍的に高まっており、80~90%前後の確率で胎児の先天性異常を予見することができます。
陰性的中率に至っては99.9%以上という驚異的な数値を記録しており、新出生前診断で陰性と判定されればほぼ確実にダウン症の可能性はないと言えます

現在、新出生前診断は保険適用外の自由診断です。
一般的には20万円前後が相場金額のようです。
すべての産婦人科で新出生前診断が実施されているわけではなく、日本医学会から正式に認定を受けた総合病院・大学病院に通院しなければなりません。
岐阜大学医学部付属病院でも今月から診断を開始しました。県内で同診断が行われるのは初めてとなります。
又、誰でも出生前診断を受けられるわけではなく、以下の条件に当てはまる場合にのみ診断が許可される。
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出産予定日時点で妊婦さんが35歳以上を迎える高齢出産の場合

・妊婦さん本人あるいは旦那さんに染色体異常が見られるため、胎児がダウン症候群などの先天性疾患を罹患している可能性が高い場合

・過去に実際に13トリソミー、18トリソミー、ダウン症候群を患った赤ちゃんを妊娠・出産した経験がある場合
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※三つの染色体異常に関しても100%確実に見抜けるわけではありません。検査の結果陰性と判定されても、生まれてくる子供が絶対にダウン症候群を患っていないという保証はどこにもありません。
医療ニュースより
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新型出生前診断を実施している病院グループは、昨年度に約1万人が検査を受けたと発表した。2013年4月の診断開始から1年間は7740人だったが、大幅に増加した。グループに所属する施設数が1年目は37だったが、2年目は47に増えたためとみられる。
大半の医療機関が利用する検査会社での状況を現時点でまとめたところ、2年間で受診した1万7800人のうち、295人が陽性と判定された。うち羊水検査で異常が確定したのは230人。子宮の中で胎児が死亡した人もいた。221人が中絶し、妊娠を継続したのは4人だった。 
この一方で、出生前診断が胎児の選別になりかねないと倫理的問題が指摘されています。