手術中の痛みはありますか?
性別適合手術では全身麻酔を使いますので手術中の痛みは一切ありません。
美容整形手術、不妊治療など局部麻酔だけを使う手術の場合は多少の痛みが伴う場合があります。
痛みを最小限に抑えるために術前に安定剤や睡眠薬を投与したりと、病院側もできるだけ痛みがないようにしています。
全身麻酔が手術中に切れることはないのですか?
全身麻酔が手術中に切れることはありません。
継続的に口からガス式の麻酔が投与されており、このガスが止まらない限り目は覚めません。
麻酔は手術の終了と同時に外され、術後約1時間程度で目を覚まします。
術後の痛みはありますか?
もちろん、大きな手術なので痛みが伴います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、患部の痛みや微熱、腰の痛みなど入院中は少し辛いかもしれません。
歩けるようになると身体は驚くほど回復していきますので、それまでの辛抱です。
性別適合手術に合わせて美容整形も検討しています。滞在中にできますか?
滞在中に性別適合手術と美容整形を受けることは可能です。
多くの場合、長時間の麻酔は身体に大きな負担がかかるので、性別適合手術と美容整形の手術を分けて行います。
最初に性転換手術を受け、退院日に合わせて美容整形の手術を行い、手術箇所によってはそのまま入院日数が追加されます。
痛みの感じ方は個人差がありますが、患部の痛みや微熱、腰の痛みなど入院中は少し辛いかもしれません。
歩けるようになると身体は驚くほど回復していきますので、それまでの辛抱です。
まずは、受けたい美容整形の内容も合わせて、一度ご相談ください。
手術から帰国まではどのような日程ですか?
『FTMの胸・子宮卵巣摘出の場合(例)』
手術当日:手術は約4時間で、術後は回復室にて経過観察され、問題がなければ数時間後に病室へ運ばれます。この日は水やご飯を口にすることはできません。
2日目:水が飲めるようになり、お昼からはお粥などの柔らかい食事になります。胸に刺さった血液排出ドレン、尿カテーテルも抜きます。
3日目:普通のご飯を食べることが出来ます。点滴も外して、自力でトイレにも行くようになります。
6日目:退院してホテルへ移動します。
7日〜13日目:毎日、午前中はガモン病院へ通院して患部の消毒を行います。(※ヤンヒー病院の場合は退院から再検査の日までケアは行っておりません。)患部の消毒後、体調に問題がなければ観光へお連れします。
14日目:日本帰国(帰国の前に1回、ドクター最終検査があります。)
『MTFの女性器形成(反転法)の場合(例)』
手術当日:手術は約4時間で、術後は回復室にて経過観察され、問題がなければ数時間後に病室へ運ばれます。病室へ戻ったらすぐ水が飲めるようになります。
2日目〜4日目:お粥などの柔らかい食事から徐々に普通の食事へと切り替わります。トイレに行くことが出来ないので、便意がある場合はベットの上でオマルに排出することになります。
5日目:血液排出ドレン、膣の中に詰まっているガーゼを取り除きます。この日から歩行の許可が出て、シャワーを浴びることも出来ます。
6日目:患部の腫れがあまりなければ、尿カテーテルを外します。経過がまだ心配と診断された場合、数日は様子を見ながら尿カテーテルをしたまま退院となります。
7日目: 退院してホテルへ移動します。
8日目: 患部の消毒で通院(午前・午後)
9日〜20日目 : ダイレーション通院の毎日です(午前・午後)空いた時間で、観光へのご案内も可能です。
21日目: 日本帰国(帰国の前に1回、ドクター最終検査があります。)