高い技術と見た目の仕上がりを求めてタイへSRS(性別適合手術)を受けるため渡航するトランスジェンダーは今も多くいらっしゃいます。

かつては物価が安く、SRSのような大きな手術でも滞在費等込みで100~200万円程度で手術をすることができました。しかし、度重なる円安やタイの経済成長によって現在SRSの相場は200~300万円程度と飛躍的に上がっており、日本人がタイへ行くハードルは高くなっています。

そこで注目されているのが外国人向けの高級クリニックではなく、タイ人も使う現地で評判の良いクリニックです。

今回は、「ルックスクリニック」を紹介します。

ルックスクリニックはタイのバンコク郊外のバンコク院と、バンコクから車で5-6時間の場所にあるコラート院を持つクリニックです。

イティパット医学博⼠は500例以上(2022年12月現在)のSRS症例があり、ガモン病院他に比べて金額が安いのがメリットです。

ルックスクリニックのメリット1:金額が安い

ガモン病院が陰嚢⽪膚移植法330,000バーツ(約132万835円)に対して

ルックスクリニックの陰嚢⽪膚移植法は159,000バーツ(約63万4,799円)とおよそ半額になっています。

ガモン病院の開腹によるS字結腸法480,000バーツ(約192万8,292円)/腹腔鏡によるS字結腸法577,500バーツ(約231万4,545円)に対して

ルックスクリニックでは開腹によるS字結腸法239,000バーツ(約95万9250円)/腹腔鏡によるS字結腸法350,000 バーツ(約140万7,109円)

とこちらもかなりリーズナブルになっています。

実際にはどちらも入院費用や航空券などお金が追加でかかりますが、お得感が伝わったでしょうか?

ルックスクリニックのメリット2:見た目が綺麗

ルックスクリニックのメリットの1つが「イティパット・テクニック」と呼ばれる見た目の良さです。

独自のテクニックで、外性器への切開痕を最小限に抑えつつ膣の深さを確保する手法です。足の付け根を切開する鼠径部皮膚移植法と比べて、見た目が断然良くなるメリットがあります。

ルックスクリニックのメリット3:ダイレーションの負担が少ない

また、ダイレーションの開始時期が遅いのも患者の負担低減につながります。ガモン病院では、陰嚢皮膚移植法では術後1週間以内となる入院中からダイレーションが始まりますが、ルックスクリニックでは術後最短2週間後からダイレーション開始と、患部や気持ちが一段落してからダイレーションを始められます。また、ダイレーションに要する時間も、ガモン病院では最低1時間/1日2回に対して、最低15〜30分/1日2回となっています。

ルックスクリニックのメリット4:手術要件が緩い

もう1つは手術基準が少しゆるいことがあります。ガモン病院は安全第一で、トラブルが起きないように年々手術要件が厳しくなっています。BMIが高すぎると手術が受けられないとか年齢制限があるとかです。

自己責任になりますが、ガモン病院ではNGが出るケースでも医師の診察次第では手術が可能になる場合があります。

ルックスクリニックのデメリット1:タイ基準の接客

もちろんお得であることは良いことばかりではなく、デメリットもあります。

例えば、ガモン病院では個室ですが、相部屋であること。ルックスクリニックもコラート本院は入院設備も整っておりますが、移動距離が大きいため術後の負担がかかり過ぎてしまうことからアテンド会社はバンコク院での案内になります。

バンコク院は、入院が相部屋であり庶民的なクリニックです。“接客”はタイ基準なので、(ガモン病院と比べて)スタッフの質や数はどうしても劣ります。日本人が比べると大雑把に感じたり、言葉が通じない(英語すらも)ことがありそうなことなどが挙げられます。

ルックスクリニックのデメリット2:傷跡が残る。

「イティパット・テクニック」は陰部の見た目の良さ、深さを確保できる代わり、鼠径部外側あたりにやや長めの切開痕が残ることがデメリットです。傷跡はガモン病院に比べると多くなります。特に傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい方は注意が必要です。

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