申立に必要な書類
1. 精神科医からのGID診断書(改名と性別変更を同時にする場合は1通) |
2. 名の変更申立書(1通)【名の変更申立書 / 名の変更申立書の記入例】 |
戸籍謄本(1通) |
正当な事情を証する資料(公共料金、手紙、給料明細などの通称名使用歴) |
収入印紙800円 |
連絡用の郵便切手(申立てされる家庭裁判所へ確認して下さい。) |
申立書に書いた内容
「申立人である私は、日本製新神経学会の[診断と治療のガイドライン」により 性同一性障害と診断を受け、ホルモン治療を開始し乳房除去手術、子宮卵巣摘出手術を済ませました。 日常生活ではフルタイムで男性として通称名、改名予定の「佑哉」で働いており 本名の「枝里子」を使用する機会はほとんど無く、仕事や友人関係とも通称名を使用し男性とされています。 また、ホルモン療法や手術により身体的にも男性化しています。その中で現在の「枝里子」という名前は 日常生活で殆ど使用しないにも関わらず、女性を意識させる名前である為に、本名を曝されると多くの人からの 混乱を招き、社会生活では本人確認等で支障が出ます。 今後、治療が進むに連れてさらに男性化していく身体には、現在の「枝里子」という名前では支障が増大すると考えられます。 そこで平成18年頃から可能な限り使用してきた「佑哉」の通称名を日常生活、社会生活ともに支障をきたさないよう戸籍名に変える為の許可を得たく申立て致します。 |
申立の手順
- 必要書類が整い次第、申立人の住所地の家庭裁判所(家事事件)へ郵送、または直接出向いて申請する。
- 申立の申請後に郵送で「審問期日通知書」で送られてきます。
- 期日証明書に記載されている日時に、家庭裁判所(家事事件)に行き、審判廷にて審問を受ける。
- 後日、郵送またはその場で「審判書」を受け取り、以上で名の変更が認められます。
審問で受けた内容(一部)
たいした質問はないですが、以下のような内容で10分程度の審問になります。
Q1. 現在「佑哉」の名前をどの程度使用しているか? |
Q2. いつこ頃からその名前を使用しているか? |
Q3. それを証明するようなものはあるか? |
Q4. なぜ「佑哉」という名前にしたのか? |
Q5. 家族や友人からは既にその名前で呼ばれているか? |
名の変更許可が下りたあとの役所での手続き
必要書類
名の変更届け |
名の変更許可の審判書の謄本(裁判所からの名の変更許可通知書) |
通知カード、マイナンバーカード(個人番号カード)、住基カード(お持ちの方) |
印鑑 |
受付窓口
各区役所戸籍住民課 |